これは建築士会の伊藤さんから頂いたものです。
――中野町の現場へ出かけたとき
「ちょっと珍しいマンホールを見つけました」
「波間に大凧のデザインのようです」――と発見された時の気持ちを書いて送ってくれました。
実は20009.7.4に掲載した「藤沢市と上野市」のものも彼女からの頂き物です。
いろいろなところで「路面との会話」が生まれている・・・ということが、何とも嬉しいですね。
よく似ていますがこちらは2008.1.18掲載したものです。
凧の中の文字が「河川」と「都市下水」の違い、それに微妙に凧の表現が違っています。でもデザインのベースは同じかと思います。
両方に共通しているのが「凧」です。
ところが、一番大きな違いは僕の頭の中でした。
子供の頃から浜松祭りの渦中で育った僕であるはずなのに、
「凧」という視点が全く無かったとは、自分にも考えられない恥ずかしいミスを犯していたのです。
彼女に添え書きを頂かなかったら・・・
それを考えた時、
――おそらく永久に気付かないまま、黄泉の国へ旅立つ事になっていた――でしょう。
その意味でこれは、二重に嬉しい一品になりました。