新潟県を走る、北陸自動車道の三条燕ICで降りて、およそ10Kmほど日本海側へ走ったところに「弥彦村」というのがある。
ここの《名代家旅館》というところに一泊した。
早朝目が覚めて窓の外を見るともう明るい。
――朝だ――
1Fへ降りてみると、フロントはまだ暗かった。
玄関のドアはロックされていたけど、脇のドアの内部からのサムターンを勝手にそっと解除して、静かに外へ出てみた。
早朝の名代家旅館のフロント写真です。
昨夜のチェックインが20時に近い時間であったので、気付かなかったが、
人気の無い早朝、いきなり目に飛び込んできたのがこのマンホールです。
お蔭で、誠に気分の良い朝を迎えられた。
マンホールを見たとき、
「何故競輪だ」と、デザインに疑問が湧いた。
後に知ったのだが、
全国でこの村だけが《村営の競輪場》を持っているというのである。
宿泊地からすぐ近くだったにも関わらず、先を急ぐばかりで、立ち寄る事も無く帰宅への道を選択した
・・・それが若干心残りであった。
次回は「日本の蔵その11 弥彦村」を予定しています・・・