来年4月28日は〈あっこ姫とひろ王子〉の結婚48周年を迎えます。
〈あっこ姫〉とはわが妻のことです。
ちょっと可愛く表現してみました。
でも、あまり大きな声では言えませんが、徳川幕府300年を支えた大奥の怖い女性達に匹敵するのかも・・・なんて思うときがあります。
〈ひろ王子〉とは何を隠そう私〈ひろさん〉のことですが、
彼女によると〈王子〉ではなく〈オジー〉と変なところが伸びちゃうのです。
今年も振り返ってみたら、とても50周年まで持ちそうもない状況がさまざま重なった一年でした。
でもここへ来て、偶然〈つなぎの石〉なる妖怪が、忘れていたスキンシップなるものを何十年ぶりかに思い出させてくれました・というわけで、うまくいけば〈50周年も夢〉・ではなく〈現実〉になりそうです。
この写真の前で、観光客相手に説明していたボランティアの綺麗なお姉さんが、僕達夫婦の写真を撮ってくれました。
〈妖怪ノッペラ坊〉の、夫婦の絆がよみがえった瞬間です。
(石に開けられた貫通孔に、両方から手を差し込んで、恥ずかしげもなく中で握手しています)
つなぎの石の下には以下のような文章が書かれていました。
――水木しげるの妻 武良布枝の生家――
生地大塚の小宇宙
大塚には慎ましくも幸福に
人間が暮らしていくために
必要なすべてがありました。
安来の大塚は私の「世界」の
すべてでした。
実業の日本社「ゲゲゲの女房」より抜粋・・・と。
少し早いけど、1年間ありがとうございました。
ブログを覗いてくれた全員と、これから覗いてくれるかも知れない人の分まで幸せを祈って、本年のブログをひとまず終わります。
来年を期待しています。皆様よいお年をお迎えください。