今日は、足もとの美→足下の美→橋・・・というわけで
・・・ちょっとこじつけになるかもしれないけど、2度目のヘリコプターに乗ったときのことをお話します。
一度目は建築士会の、アクトタワーが建設される予定地で40周年記念事業として、ヘリコプターに乗せていただきました。
これは、タワー完成前に
「もすぐ現実になる210Mの高さの世界で、何を感じていただけるか」
・・・を一般の人たちに体験してもらおうと企画したものでした。
ギュンギュンギュンというローターの回転音があがると、まるでロープの無い高速エレベーターみたいに、我々は一気に210Mの高さに引き上げられました。
そして誰もが歓声とも、ため息とも取れる声を上げたものでした。
このときは、橋ではなくて発展を予感させる浜松の街の眺望を、眼下に堪能できました(平成3年のことでした)
二度目が今日の話です。
初回と違うのは、妻と僕のほかにはパイロットがいるだけの、ごくごく私的なフライトでありました。
瀬戸中央自動車道の与島PAから離陸した僕らは(僕だけだったかも)、小学生時代へ瞬間移動していました。
眼下に見える「巨大な鉄の化け物」
・・・子供の頃漫画の中に出てきた大蛇のターナ
(名前は
ターナかダーナか今では定かではないけど、
やまかわそうじとかの平原児だったか、これも定かではないが、兎に角ジャングルで育った少年が大蛇と仲良しになるシーンがあったと記憶している)
・・・そんな世界へタイムスリップしたのです。
見てください、大蛇が島から島をうねっているように僕には見えたんです。
これはとぐろを巻いているとこです。
パイロットにお願いして橋脚の真上を飛んでもらいました。
まさに、僕だけの世界でした(僕の中での話ですので御免なさい)