14:11分、水木しげるロードの100体を超えるブロンズの妖怪たちと別かれて、ショボ降る雨の中を、美保湾沿いの国道431号線を米子インター手前で左折して国道9号線へ乗りました。
後は宿泊先の<ホテル砂丘センター>まで111kmを、渋滞と信号で止まる以外はノンストップ走行でした。
走行中の僕の頭の中は、
「あれだけのブロンズ像を、彫刻家に依頼するのに幾ら掛ったのかな・・?」
「この小さな商店街の皆さんだけでは、とても支払い出来なかったのではないかな・・?」
「100体×100万円=1億円・・・竹下総理のふるさと創生資金を活用したのかな・・?」
「でも本当にあの資金を、このごく限られた地域に投資したとしたら、この街の人たちは凄い度量の大きい人たちの集まりだな・・!」
「待てよ・・・」
「本当は幾ら掛ったのだろう・・・?」
走りながら、走馬灯のように色々な瞑想が頭を過ぎっていました。
そして16:49、ホテルに着いたとき、雨は殆んどやんでいました。
隣設されている「砂の美術館へ17:00までなら裏口から入れる」と受付嬢が教えてくれました。
「荷物をお預かりしますか?」
受付の女性が親切に言葉を掛けてくれたのを良いことに、カウンターに預けて、部屋へ行くのを後回しにしました。
それから、駆け足走行で<近道の裏口>へ滑り込みセーフしました。
エジプトのアブシンベル宮殿の夜の演出を思い出しました。
「規模は小さいけど、演出の仕方はよく似ているな・・!」と感じながら
<砂の彫刻たち>を鑑賞したのでした。
以降何枚かその時の情景を紹介します。
① テントの屋根に映るミラーボールの照明
② ダンス
③ 演奏
④ 家族団欒かな
⑤ ジョージワシントンの時代の市民達かな
⑥ ジョージワシントンの時代の市民達かな
⑦ 寺院の壁
⑧ 御城
最後の写真が大分ピンボケになっちゃったけど、このお城が突然暗闇から、大音量のBGMと共にライトアップされた時は、アブシンベル宮殿の夜の演出を思い出したものです。